今春の沖縄旅行についてブログを書こうと思いつつ、旅行してから4ヶ月以上が経ってしまいました。幸い、まだ覚えていることがたくさんあるので、書き残しておきます。
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今年3月、沖縄・那覇でホエールスイムツアーに参加し、クジラと泳いできた。ツアーの所要時間は6時間ほど。その間、船上からは4〜5回、海中でも3回ほどクジラの姿を見ることができた。
ホエールスイムのフィールドは外洋で、クジラが姿を現すポイントを船で巡りながら、一緒に泳げる機会を狙う。船上からクジラの姿を見つけたら、すぐにスノーケルとフィンを身につけて海に入り、クジラが近づいてくるのを待つというのが、ホエールスイムのおおよその要領だ。
この日は、港を出てから2時間ほどクジラが現れる気配すらなく、「もしかしたらクジラに会えないかも」と思う瞬間もあった。けれども、船から20mほど離れた場所でクジラがブリーチングする様子を目にしたのを皮切りに、クジラの姿をたびたび確認できるように。
そしていよいよ、海に入ってクジラにアプローチできるタイミングがやってきた。ツアースタッフからの「クジラを驚かさないように、静かに入水してください」というアドバイスに従って海に入り、しばらく経ったところで、ついにクジラに会うことができた。
まず目に飛び込んできたのは、かなり水深の深いところからゆっくりと浮上してくるクジラの姿。最初はおぼろげだった輪郭がだんだんとはっきりしてきて、最後にはその巨大をしっかりと確認できた時、感動してゾワゾワ〜と鳥肌が立った。ゆっくりゆっくりと水面に向かうクジラの姿は堂々としていて威厳たっぷりで、クジラに対して尊敬の念すら覚えてしまった。
2度ほど、手で触れられそうな距離までクジラが近づいてくる場面もあった。目の前まで泳いできたクジラは体をくねらせて方向転換し、また離れていったのだが、クジラとはっきりと目が合う瞬間があった。間近で見るクジラの目は、巨体に似つかわしくないほどつぶらで可愛らしく、ハートを鷲掴みにされた気分に。クジラに対して「可愛い」という感情が湧いてきて、クジラに対するイメージが大きく変わったのを覚えている。
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沖縄にいる間、都内ではあまりお目にかかれないものも食べた。一番印象に残っているのは、ゆいレール線美栄橋駅の近くにあるイタリアン「ALGOS ACQUAMARE」で食べた、スカンピだ。このスカンピは静岡県で水揚げされたもので、手長海老という別名をもつ。
見てのとおり、手も胴も長い!頭部から尻尾までの長さは、30cm以上あったのではないかと思う。シェフのご好意で調理する前のスカンピを見せてもらった時、その立派な体躯と、きれいな桃色の体色にびっくり。「この大きくておいしそうなエビを今から食べるんだ。。!」と考え、テンションも急上昇。笑
こちらのレストランでは、真っ二つに割ったスカンピをそのままグリルするという豪快な料理をだしてくれます。身がしっとりとしていて旨味がしっかりと感じられ、おいしい…!
大好きな生ガキもあったので、もちろんいただいた。身がプリプリで旨味もあり、まさに至福の味わい。。
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沖縄のタクシー運転手さんに「ここ、おいしいよ」と教えてもらって行った「大安丸」も、クリーンヒットな店だった。刺身や魚の煮付けなど、魚料理をメインに出している店で、メニューには沖縄で水揚げされた魚の名前がずらり。ただ、「うきむるー(かんぱち)」「いらぶちゃー(ぶだい)」といった感じで、本土での呼び名がかっこ書きされており、それぞれがどのような魚か、だいたい予想できた。
最初に注文したのは、大安丸海鮮サラダと刺身の盛り合わせ。出てきたのは、海ぶどうと海藻がたっぷりのサラダと、数種類の厚切りの刺身。どちらも新鮮でおいしく、沖縄の海の豊かさが伝わってくるようなメニューだ。食べることに集中しすぎて、サラダと刺身の写真は撮り忘れた。笑
グルクンのから揚げも、おいしくて面白いメニューだった。店のスタッフから、身はもちろん頭や骨まで食べられると聞いたので、さっそく実食。バリバリ、ボリボリと噛み砕くと、香ばしさが広がり、たまらない〜。その味わいを身近なものに例えるなら、歯ごたえのあるスナック菓子といえそう。
今回の沖縄旅行も、楽しかった!沖縄は何度訪れても楽しめる、すばらしい場所。
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